今回は、お客さんに間取りや仕上がりの説明する時に、何故にことばだけで伝えようとしているのだろうと思う出来事について書いてみます。
自分への戒めも含めいて書いてます。
私の勤めている会社では、営業が間取りプランと工事請負金額を決めて契約
その後に設計士が同席して詳細な間取りプランや仕様を決めていきます。
その間取りの詳細を決めていく打ち合わせ中で「えっ!」と思うことがときどきあります。
例えばカウンターの大きさや高さを説明するのに言葉だけの説明になっていることが
多々あり、お客さんがあまり理解されていないなと感じることがあり改めて私が
メジャー(コンベックス)で実際の幅や奥行きや高さを確認してもらてたりします。
私たちは日々建築に携わっているので数字を言われると幅や奥行きや高さは感覚で
分かりますが、お客さんにしてみるとなかなか数字を言われただけでは大きさや高さを感覚で捉えることは難しいととおもいます。
サッシ窓なんかも同様で大きさを数字だけで伝えようとしていたり、サッシ窓もいろいろ
タイプがあるので使い勝手なんかも身振り手振りで説明しようとしていたり
家の展示場には色々なタイプのサッシ窓、いろいろな大きさの窓が設置してあるのだから
実物を見ながら大きさや使い勝手の説明をすればお客さんも分かりやすいと思うのだけどそれをやらない。
何故!?ってなります。
設計士は伝えてつもりでも、お客さんは理解されていないなーと思うことがけっこうあります。
部屋の大きさを伝えるときも実際の6畳の部屋が展示場にあるのだから見てもらった方が
分かりやすいし、お客さんが思っている6畳がお客さんの求めている大きさなのかがはっきりする。
ことばだけでは伝えるのに限界があるから平面図がありパースなどがあるのでしょう。
ことば < 図面 < パース < 3D < 実物
絶対的に実物を見たほうがお客さんは理解ができる、だから私は大きさや使い勝手などを
確認してもらうために会社の展示場をあちこち見てもらい図面で描かれている間取りを
体感してもらい窓も実際に開けてみてもらったり、大きさや高さの確認をしてもらうようにしています。
客さんによって間取りも違うし部屋の大きさも違うので3Dで見てもらったりパースで
見てもらったりしてお客さんに生活のしやすいお客さんが望む家に住んでもらうためには
ことば < 図面 < パース < 3D < 実物
ことばよりも図面、図面よりもパース、パースよりも3D、3Dよりも実物
実物は最強でしょ
お客さんいは実物をみて納得してもらえればいいのですが、それが叶わないから3Dだったりパースがあるんですよね。
3Dのほうが絶対的にわかりやすい
そんな私もついついお客さんに対して「〇〇㎜のうちつちの寸法△△だから有効が□□㎜なので建具は~~」と説明してしまうことがあります。
ミリで説明するよりセンチで説明した方が伝わりやすかったり、大きな部屋であればメートルの方がお客さんは感覚として捉えやすいなと思うことがあります。
建具という表現より戸や開き戸、引き戸と言った方がすっと頭でイメージしやすいと思うので、こんなところは気を付けるようにしています。
私が使いやすい言い回しではなくお客さんがイメージしやすい言い方でないといけませんよね。
今回は自分への戒めも含めて書いてみました。
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