新築住宅を建てる時の間取りとして
4LDKがとても多いですね。
部屋の構成は、リビング・ダイニング・
キッチン・主寝室・子供部屋×2・和室
となる部屋の構成が多いです。
近年は和室として独立させるのではなく
リビングの横にあって普段使いする
感じです。
そんな普段使いする和室なので
壁や天井をクロスで仕上げることが
ほとんどですが、そのリビング横の和室を
小上がりにすると色々メリットがありそう
です。
メリット(使い方)
・オムツ換え
・お昼寝(日本人、畳の上でゴロンとしたい)
・お子様の遊び場
・小上がりの下を収納
・腰掛けやソファー替わり
・お子様やご主人の書斎スペース(カウンターを付けるのも良い)
・小上がりになっているのでホコリ・ゴミなどが侵入しづらい
・ブラインド・カーテン・障子で仕切ると個室になる
・ご両親やお友達が泊まる時の部屋になる
(小上がりでないと地べたに寝ている感じになる)
こんな感じでけっこう使い勝手いいです
小上がりがあることで空間にリズムが
でき素敵な空間になります。
小上がりにするとリビングの床より
少し高くなるので和室の天井が低くく
なりますが、和室は座って過ごす
空間なので天井は低くても大丈夫ですし、
天井が低いと落ち着く空間に仕上がりま
す。また小上がりの床面と同じ高さの
低い位置に窓があると空間に広がりが
でるのでそれも良い感じになります。
だだ、デメリットもやはりあります。
デメリット
・建築費のコストアップ
・バリやフリーでない
・リビングから見たときに部屋が狭く感じる
・家具の配置替えに影響
・ロボット掃除機が掃除できない
・老後の介護用の部屋として使うときは不向き
デメリットはそんなに大きとは思いません
が最後の「老後の介護に不向き」という
点は長い目で考えると小上がりはやめた
方がといいかな!?とも。
解決策としては、大工さんに小上がりを
作ってもらわずに造作家具として
家具屋さんに作ってもらうのも
一つの手段です。
造作の家具屋さんにお願いすれば費用は
大工さんに作ってもらうよりも高く
なりますが床や壁に釘を打ち込むこと
なく小上がりや小上がり下の収納部分を
作ってくれます。
このような仕事は大工さんよりも
家具屋さんの仕事です。
造作家具屋さんは、1mm以下の
とっても細かな仕事をされますので、
その空間にぴったりの小上がり
収納スペースを作ってくれます。
また、造作家具屋さんは豊富な経験と知恵
を使って使いやすく仕上げてくれます。
ちょっと勿体無かもしれませんが介護が
必要になった時に造作の家具屋さんの
小上がり収納スペースを解体してフラット
洋室として使うのはいかがでしょう。
家づくりは若いころにされる方が多いので
なかなか老後のことまで考えにくい
かもしれませんが、こんなことも考えなが
ら家づくりをして欲しいと思います。
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