今回は新築住宅で、お客さんと話をしていて、無駄じゃないのかなー
と、つい思ってしまうことを5選書いてみたいと思います。
①太陽光発電
②ウォークスルー収納
③天井高さH2,500
④タイヤや除雪道具を置くスペース
⑤ダウンライト
①太陽光発電
環境には優しいいからいのかもしれないけど
電気料金軽減させる目的であるのであればい
らないかと思います。
設備投資費用を回収するのに15年程度の
時間が掛かります。
年数が経つにつれ発電効率は悪くなり発電量
が落ちてきます、太陽光パネル自体は
発電し続けますが直流を交流に変換する
パワーコンディショナーが壊れる可能性があります。
このパワーコンディショナーの交換に20万円
の費用がかかったとして設備投資資金の
回収はまだまだ先ということになります。
そして住宅はメンテナンスが必要です。
屋根も修繕や塗装が必要になってきます。
その時には太陽光パネルを一旦降ろすことも
必要になるかもしれません。
太陽光パネルも永遠に使えるものではないので撤去を考える時期がきます。
その撤去
その撤去費用も考えると太陽光発電を電気代
の軽減ののために設置したのであれば意味のないものになってしまします。
一般的に投資した資金を10年で回収できないのであれば投資することを考え直さなければいけません。(これはファイナンシャルプランナーとしての意見です)
②ウォークスルー収納
私がお客さんと話をしているとほぼ100%
出てくる要望です。
ウォークスルークローク、ウォークスルー
シューズクローク、ウォークスルーファミリークローク
ウォークスルーするってことは人が通り
抜けるための通路が必要となるということ
となるとたくさんの廊下を作っていることになります。
今の住宅は玄関を入ってすぐにリビングの
ような間取りが多くて無駄がないよな図面に
見えすがウォークスルーするための通路を
やめて収納量をアップさせたり居室などを
大きくすることも検討してみてはいかがでしょうか。
③天井高さH2,500
私の勤めている会社の天井高さもH2,500を標準の高さとしています。
天井ってもう少し低くてもいいじゃないかな
と思っています。
天井がH2,500でもH2,400でも感覚としては
変わりありません。
天井がH2,500だから開放感を感じられる
訳でもないです。
リビングにの入口にハイドアを付けたい人で
あればハイドアの高さに合わせた天井の
高さにすると天井までハイドアがあるので
見た目がすっきりしてきます。
天井高を低くすると空間の体積が減ります
ので冷暖房効率がよくなります。
④タイヤや除雪道具を置くスペース
最近お客さんの要望で多いのがシューズクロークです。
そのシューズクロークタイヤや除雪道具も
収納したいと言われることがたまにあります。
本当に家の中に収納しないといけませんか!?
って思ってしまします。
外に置く物置でいくないですか?
って思ってしまします。
家が大きくなれば建築費用も高くなりますし
固定資産税も毎年払わないといけません。
実際にタイヤまで収納された方も数人
おられますが勿体ないなと思ってしまします。
⑤ダウンライト
私の勤めている会社の展示場もダウンライト
がたくさん設置されていますが
ダウンライト多すぎ
ダウンライトがズラッと並んでいると
確かになんかいい感じに見えるけど
必要以上にあるし、もっと照明っていろいろ
あるんだからブラケットやペンダント
フロアスタンドなどいろいろあるし
デザインもたくさんで個性的な空間を
演出できるので、もっと照明で楽しんだらいいと思う。
ある意味、ダウンライトや建築照明にして
おけばなんとなくいい感じの空間に
仕上がるという逃げのような気がしてしまいます。
もっとお客さんと一緒に照明で楽しむことを
自戒の念を込めて書きました。
まとめ
今回は、お客さんと打ち合わせをしていて
無駄じゃないかなと思うことを書いてみました。
お客さんが新築を建てて満足されれば
それでいいのですが、間取りなどの
打ち合わせをしている時に長い目で見て
将来無駄に思えるのではと思ってしまう
ことがあり、そこらへんを上手に導くのも
私たちの仕事と思っています。
お客さんが望んだからいいじゃないか!
では、信頼されて長いお付き合いが出来る
関係を築けるとは思えません。
まだ、お客さんに上手に伝えて
本当にお客さんが求めている方向に
向かえてないのではと思うことが多々あります。
まだまだ、未熟なのでこれからもお客さんが
将来的にも満足のいく家づくりのお手伝いが
できるように努力していきます。
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