ブログの理念とプロフィール

プロフィール

こんにちは、やまこうです。

私は北陸で新築住宅の営業をしています。

この業界に入って16年ほどになりますが

もともとは新築住宅の営業ではなく転職を

していて前職は設備会社(配管など)の

営業とメンテナンスをしていました、そのおかげで

配管工事のことや住宅のメンテナス全般の幅広い知識を

身に着けることができました。

 

そんな私が思う理想の家とは

安心して長く住み続けて納得のいく家です。

お客さんと建築会社が信頼関係をしっかり

構築し何かあれば建築会社に気軽に

相談できるような身近な存在を目指しています。

 

 

住宅を建てる時って先ずネットを見る、資料を取り寄せてみる

ってところから始まって興味のある住宅展示場にいってみるの

流れが多いと思います。

 

展示場を見に行くところからが本番みたいな感じで、気に入った

住宅メーカー数社と自分がどんな家に住みたいか伝えて図面を

書いてもらって納得のいった会社と契約→着工→引き渡しとなる。

(とってもざっくり)

展示場を見るところから約1年から1年半くらいが標準的な期間かなーと思います。

だたいつも思うことは住宅を建てるまでってかなりのエネルギーと情熱を

持って各社のプランや性能、デザイン、金額、営業や設計士の対応、会社の姿勢などなど

いろいろな要素で建築会社を決めるのですが、1年から1年半、理想の家を

手に入れる夢は膨らむのですが家は住み始めてからが長いんですよね。

長く満足できるための家づくりを発信していきす

たいていの人は、一生に一回きりの家。

「人生で3回、家を建てれば納得のいく家になる」など

昔から言いますが、そんなひとは世の中の一握りの人。

だから、生活していく上で、どんな家にしたらいいのか!?確かに理想は

あって、それを具現化するのが私たちの仕事ではあるのですが、

お客さんの要望だからと言って何でも言う通りに作ればいいという訳では

ないと思うんですよね。

 

大きな吹き抜けと大きな窓で開放感のあるリビングにしたい!

(私の住んでいる北陸では冬場の冷気が窓から伝わるので暖房効率が悪い)

和室は小上がりにしてお子様の遊び場や洗濯ものをたたみたい!

(大工さんに作ってもらうのではく家具として作れば将来、段差を

 なくしたいとなった時にも容易に変更ができる)

ウォークインクローゼットやシューズクロークが欲しい

(本当に使いやすい大きさになっているか収納力が落ちてないか)

  

などなど色々メリットもあればデメリットもあるし、家の間取りにも

流行があって、二階のバルコニーの要望など今はなくなり一階に洗濯ものを

干す空間が欲しいとか、お子様の部屋も6帖欲しいとよく言われましたが

お子様は将来家を出ていくだろうから狭くていいし、なんなら子供部屋

二つある場合、間仕切りの壁を撤去して一部屋にできるようにしておいて

欲しい。

時代によって要望は変化していきます。そんなお客さんご要望が本当に

家に住んでいくときに必要なものなのか、家を建てる勢いだけ、今だけ

満足する家になってないかなどを新築営業、リフォーム、メンテナンスを

してきた経験を踏まえて、これから新築を建てようとお考えの方たちに

向けて役立つ情報を発信していくのが目的のブログです。

 

人生初の飛び込み営業

私は高校時代に部活動には入らず週末に友達とよく

日雇いのバイトなどしていましたが、もうすぐ夏休みと

いうこともあり毎日できるバイト先は何かないかなー

と探していました、その当時インターネットはなく

求人誌などを見ていたのですが

何を思ったか近くのレンタル業の会社に

飛び込みで「アルバイト募集してませんか?」と

行ってみたところ、その会社はイベント会場にテントや

机、いすをレンタルしたり会場の設営などもしていたので

夏はイベントが多く人手がとにかく足りない

ということで即採用となりました。

今考えてなかなかの行動力です!

本来そんなタイプではないと思うのですが……

そのアルバイトを始めた会社に数年後、就職までしてしまいました。

 

営業で食べていけるようになりたい

そんなアルバイトをしていたレンタル業の会社を9年務めて退社しました。

退社した理由は営業職になりたいと思ったのが

きっかけでした。自分には営業ができるかどうかは

分かりませんでいたが、ある本を読んだときに

「営業ができる能力を身に着ければどこでも生きていける」という

内容のことが書かれていました。

確かにレンタル業の仕事をしていれば給料も周りと

比べて悪くはなかったのですが、こまま働いていても

自分には何かあったときに何の能力も身についてないのでは!!

自分の能力で生きていくの力を身に付けたい!

と思い転職を決意しました。

そして営業職への道へと転職しました。

 

転職はしてみたものの?

この転職で建築業界に入ることとなりました。

この会社は設備工事(配管)とリフォーム工事を

主にやっている会社で、営業の仕事は

飛び込み営業、各家庭を一軒一軒まわり配管工事の仕事や

リフォーム工事、メンテナンスなどの仕事を

受注してくることでした。

 

今ではほとんど、飛び込み営業をしている会社は

ないと思いますがその時代はまだまだ、そのように

して仕事を受注している会社は存在していました。

 

営業ができる能力を身に付けようと入った会社でしたが

なかなか現実は厳しい。

まず給料が安かった。面接の時には最初は安いけ、どそのうち

慣れてくれば上がります、とのことでしたが3年経っても

給料は上がらず、手取り13万円で休みは週に1~2日でしたが

休日出勤もたびたびで代休はとれず。

さすがこの生活ではやっていけないと退職を切り出しすと

給料は手取り18万円になった。

早く言えばよかった!!

営業職なのですが、その会社は歩合給がないのです。

その代わり営業全体での評価というか一人が落ち込んでいても

給料は減らさせることもありませんでした。

(減らされるとかなりきつい)

石の上にも三年とやっていると係長になり

給料も少しは増えたのですが時間が無くなりました。

 

 

朝5:30に起床し6:30に出社

配管工事の職人さんもいる会社でしたが職人さんよりも

早く出社していました。

日中の営業活動をして帰社が20:30ごろで

会社を出るのが23時から24時ごろ

帰宅後食事をして風呂に入って寝るのが25時ごろでいしたので

睡眠時間は4時間半ぐらいでした。

今、思い出してもなかなかハード!

完全徹夜も何回かしたなー

自分なりに考えて自分で生きる能力を付けるつもりで

転職したのでしたが、その当時は大変後悔しました。

友達と遊ぶ時間もお金もなく、何のために

働いているんだろうと思いながら日々を

送っていました。

 

身に付けた知識と技術

そんなハードな会社でしたが、とてもいい面があります。

その会社には配管工事の職人さんと大工さんも社員と

していましたので、工事に対する知識や技術を

リアルに学ぶことができました。

 

そして会社の方針として営業も「手を汚して仕事をしろ」

とのことでお客さんの家で困っていることや

メンテナンスを自分でもある程度できるるようになり、

またお客さんにも喜ばれるのでやりがいを感じることが

できした。

日曜日などは職人さんは休みなので、そんな時に

漏水などがあると営業のスタッフで直したり、

トイレの詰まりがあれば便器も外して詰まりを

解消することもできるようになりました。

最初は不安に思いながらやってみるのですが

2回もやれば自身がついています。

急なトラブルで営業が直すことができると、とても

感謝されとても嬉しいです。

この会社では、とにかく自分で状況を判断して

やってみることの大事さを学びました。

 

新築の営業に

知識や技術が身に付き、お客さんに喜ばれることは

嬉しいことではありましたが、さすがに拘束時間の

長さと寝不足は体にこたえました。

同僚との仕事も楽しかったのですが再度、転職することにしました。

次の転職先は地場のハウスメーカーで募集していたのがリフォームと

メンテナンスをする部署でした。これなら自分が身に付けた

知識と技術が活かせると思い面接を受けました。

 

一週間たってもなんの連絡もなくダメだったのかなと

思っていたら電話があり「まだ他で決めてないなら、うちに来て」

との連絡。

リフォームとメンテナンスで再就職をしたのですが

この会社は人の入れ替わりが激しい!!

一月に一人は辞める、入社するの繰り返し。

「職業安定所の人、教えてくれ~!!」超ーヤバい会社ではないですか。

(今は経営者も変わり落ち着いた会社になってます)

この会社は部署移動も多く新入社員が入るたびに誰かが

部署を移動していました。その中でも私も3ヶ月後には

新築営業となっていました。ただその当時、退社する人

入社する人がたくさんいたので、その余波を受けるのか

私は社内で一番、部署移動が多く11回も移動しました。

リフォーム→新築営業→新築現場監督→新築営業→新築現場監督→リフォーム→新築営業

こんな感じで11回、今は経営者が代わったので部署移動はないです。

必要とされているのか不要なのか分からない状態、

なんとか生き残りました。

(部署移動は私が一番多く、この記録は破られていません)

 

こんなに部署移動したおかげで新築営業も分かりますし、

新築の現場監督もできるリフォームやメンテナンスも

できる、うちのような小さな住宅会社では

新築住宅の間取りも考えたりと

オールラウンドプレイヤー的な存在になりました。

 

そしてこの業界に入って一番うれしかったことの一つに

お客さんから「やまこうさんだけは、信用できる」と

言ってもらえたことです。

 

安心して長く住み続けて納得のいく家

家は一生に一度の大きな買い物ですから

よくよく考えて今の気持ちだけではなく

長く住み続けていくことを考えて

本当に満足のいく家にするための

情報発信をしていきます。

 

うちの会社で建てさせて頂いた家でも

こうした方が良かったとか

もう少し金額が上がっても収納を多くとればよかったとか

コンセントを増やしておくべきだったと

いう声を聞きます。

 

このようなお客さんが少しでも減るように

私もお客さんに正しい情報を提供することと

納得のいく選択をお客さんができるように、

お客さんと一緒に考え背中を押していきたいと思います。

 

これからどうぞ宜しくお願いします。

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