先日、私のお客さんで40代のご夫婦の地鎮祭がとり行われました。
秋晴れの気持ちのいい日となりました。
晴れ晴れとした気持ちと共に住宅ローンへの不安をご夫婦の
お父さんからお聞きすることとなりました。
その地鎮祭にはご夫婦のご両親も参加され気持ちも新たに
建物が末長く安全堅固であることと工事の安全を祈願しました。
以前に地鎮祭についても書いていますので宜しければ読んでみて下さい
地鎮祭とは、なにか?
その地鎮祭が終わった時にご主人の父親が私のところへ来られて
「40代の夫婦が今から住宅ローン組んで大丈夫でしょうか?」
この質問に私はちょっと返答に変な間ができてしまいました。
私の仕事は家を売ること、そして快適にその家で生活をしてもらうこと
ただファイナンシャルプランナーの私の立場からお答えすると
住宅を建てることはしてはいけません。
住宅ローンの返済期間は30年とされましたので完済が
75歳です。
その年齢まで働けているのか?
ローンの返済を続けていけるのか?
収入は増えていくのか?減らないのか?
老後の資金は大丈夫なのか?
このような不安要素が次々と出てきます。
じゃこのご夫婦に小さなアパートで家賃が安い物件を探して
貯金を頑張って老後に備えましょう
と言うのか正しいのか!?
確かに銀行に金利を払う生活ではなく貯蓄をして
その貯めたお金を増やすことを勉強して将来ゆとりのある生活の
ために今は我慢しましょう
というのが正しいのかもしれません。
でも
その生き方が素晴らしいのか
夫婦の時間を大事にできたことになるのか
人生の最後の時に満足と思えるのか
私の心の中の答えとして出てきたのは
家を買う
そして頑張って働く
収入が足りないなら月に一日でもアルバイトする
ご夫婦が買われた家は、けして贅沢ものでもなく必要以上に大きな家でもないのです。
でもこの家を持つことによって、ご夫婦の人生がとても
充実したものになると思っています。
ご主人の趣味のギターはアパートではなかなか弾くことも
難しいでしょう
洗濯が好きな奥様が気持ちよく洗濯物を洗って乾かす
スペースがしっかり確保されている住宅は家事をするのも楽しくなります。
お二人が仲良く充実した生活をすごすための家であれば
新築住宅を建てて30年ローンを払うことも正しい。
人それぞれ考え方は違うと思いますが、ご夫婦が新築住宅を建てると決断されたことは正しかったと思います。
これからの私との長いお付き合い宜しくお願いします。
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