お客さんへの提案ですが、自分で間取りプランを作成して
みるのはどうですか。
「そんなの書けない」「どんなふうに書いていいか分からない」
「ちゃんとした図面にならない」「プロが書くもんでしょ」
という声が聞こえてきそうですが、間取りプランを作るのは
そんなに難しくないと言うか図面としてちゃんとできてなくても
どこにどの部屋があるかわかるようにすればいい。
そうするかというと
円と楕円形を組み合わせていくだけです。
こんな感じで
これなら誰でもできそうじゃないですか!?
でも、設計士もプランニングをするときは、こんな感じから
初めていって、お客様の要望を形にしていく感じです。
で、この手書きの間取りプランを形にすると
こんな感じです。
例えば、玄関は丸、LDKは楕円、お風呂は丸、脱衣室も丸
トイレは小さい楕円、階段は丸、L型のLDKなら楕円を組み合わせて
みたいな感じでOK
LDKがL型で階段を中心に回遊できる
プランが要望であれば
こんな感じで書いて建設会社の担当者に渡せば十分に伝わります。
あとちょっと要望を付け加えておけば大丈夫です。
例えば
・1階2階、合わせて35坪程度にしてほしい
・LDKはL型
・階段を中心に回遊できるように
・トイレは玄関付近
・階段はリビングから登れるように
こんな感じOKです。
私のお客さんも何人もの方がチラシの裏などに書かれた
間どりプランをLINEやメールに添付して送ってくれて、
その図面でお客さんがどんな間取りにしたいかが
分かりますので、それを基に私たちが図面を
まとめる感じです。
当然ですが正直お客さんの手書きの図は、下手です。
間取りとして成り立っていません。
でも、それでいいんです。
お客さんの作られる図はこんな感じです。
でも、これで伝わるじゃないですか。
玄関にシューズクロークがあって階段はリビング
から登るタイプで、キッチンの後ろに水廻があって
洗面化粧台は脱衣室と分けてランドリー室も
欲しくてリビングにはL型のソファーが
置きたいんだなーって分かります。
こんな感じで書いてあると、お客さんの
作りたい家がすっごくわかるんですよね。
もー、お客さん家に対する熱量が伝わってくる。
私たちも頑張ってお客さんの納得いく家を
作りたい気持ちが熱くなります。
とにかく図面はメチャクチャでいいんです。
無理難題と思える図面をまとめて現実の
建物に仕上げるの楽しんです。
実際に工事が始まった段階でも
お客さんと現場で図面の確認や打ち合わせ、
時には変更などもあったりします。
でも、こうやってお客さんと一緒に
家を作っていく感じがいいんですよね。
そして数ヶ月後の完成。
お客さんの笑顔。
満たされた気持ちになります。
ここから再スタートで長いお付き合いが始まります。
ちょっと熱くなりましたが、とにかく
手書きで、チラシの裏でも構いませんので
書いてみてはいかがでしょうか。
きっと建築会社のひとも喜んで
図面を作ってくれると思います。
よかったら下記の記事も読んでみてください
余談ですが、手書きの図面をいくつか書いているうちに
だんだん図面もうまくなってきて、そのうち簡単なアプリを
使って間取りプランを作られる方もいます。
ネットなどで見ていると無料のアプリも
色々ありますが、いくつか私もダウンロードして
使ってみたんですけど、いまいち使えない。
ざっくりとしたものにはなるのですが
なんか使いづらいですよね。
私の使っているアプリを貼っておきますので
よかったら使ってみて下さい。
高価なアプリはいらないです。
平面図が書けらばいいんです。
一階と二階の壁が透けて見えていれば
間取りを作りやすいと思います。
私の間取りプランを考える時に使っている
アプリは下記のものです。
良かったら使ってみてください。
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