私の住んでいる住宅は、はっきり言って断熱性能は良くない
築20年以上なのでその当時としては当たり前の性能程度の断熱だったのだと思うけど今の住宅と比べると断熱が弱い
サッシはアルミサッシが入っている、こちらもその当時の仕様としては標準的なものでしょうから仕方ないのだけれれども、壁や天井の断熱が弱いために夏は暑く冬は寒い
私の住んでいる北陸の冬は寒い
家の中でエアコンを点けていても、なかなか温まらない
たまに朝起きたら外気温は低いはずなのに、なんとなく部屋を暖かく感じることがある。
それは夜中にしんしんと雪が降り積もった朝です。
屋根に雪がしっかり降り積もると雪が断熱材の役割をしてくれるので部屋の温まり方が良い
かまくらみたいなものだと思う
そういえば最近、冬山に登っていて東屋がすっぽり雪に覆われていたことがありました。
確かにあの時の東屋は暖かかった風を防いてくれていることもありますが東屋の中で火器を使って調理をしていたので、そのエネルギーが籠るのでしょう、4面雪に覆われている東屋は間違いなく暖かかった
これがその時の東屋です
まるでかまくら
積もりすぎ
昨年末に長野県にキャンプに行ったときキャンプ場のオーナーさんがテントに雪が積もるとテント内の気温がそれほど下がらないから暖かいよ、と言ってくれたことを思い出しました。
逆に屋根に積もった雪をきっかけに、お客さんから指摘を受けたこともありました。
冬の真っ只中お客さんに呼ばれて訪問して言われたのが、近所の家にはツララが出来ないのに私の家にはツララができる。屋根の断熱性能の悪い証拠とのこと。
建てさせて頂いたお客さんの家は高気密、高断熱の住宅ではありますがご近所の家は、お客さんの家よりも屋根の断熱性能が良いという証拠。
お客さんは怒っていたのではなく自分の家をもっと快適にしたいと断熱改修の工事を弊社に依頼されました。
住宅の断熱性能の違いが外見からも分かる経験をさせて頂きました。
このこと以来、雪がたくさん降ると家々の軒先のツララが気になるようになりました。
私の家の屋根裏も断熱材を増量してもいいかもしれません、グラスウールなどの断熱材であれば自分でも屋根裏に敷き詰めることができます。
今回は雪には断熱効果があることについて書いてみました。
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-3℃ 寒いテント泊(テントに雪が積もらず寒かった経験)
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