新築を購入するときに現在使っている家具や
これから買おうとしている家具や家電製品のサイズを
測ってますか?
ちょっと面倒かもしれませんが新しいい家に
入れたい家具や家電製品の寸法を測って、その寸法を
建築会社に伝えましょう。
これからの購入のものであれば、ネットなどの商品ページでも
いいので、そちらを建設会社に渡すことを
お勧めします。
*最近はスマホからスクリーンショットを送って
頂くことがよくあります
新築戸建住宅を建てる時に図面打ち合わせをしている
なかで建築会社が一般的な家具の寸法で
間取り図に家具を配置してなんとなく生活が
イメージできるように図面を作成してくれます。
でも、その家具や家電製品は入れたい場所に
入りますか!?
相手はプロだから大丈夫でしょ!と思わずに
営業担当、設計担当の方と持ち込みたい家具や家電製品の
寸法を測って伝えておいた方がいいと思います。
私から言うのもなんですが営業も設計も人間ですから
間違いや失敗はあります。住宅となると取り返しが
つかない場合があります。
最悪、戸や壁を壊して入れることになるか、新築の住宅に
入れたかった家具や家電製品をあきらめることになるかもしれません。
やばかった! 大工さんありがとう
私が現場監督をしていたときのお話です。
その住宅は屋根裏部屋があり、屋根裏部屋には
通常の階段で上がっていける作りでした。
(ハシゴで上がるタイプではありません)
上棟(床や壁が張っていない状態です)も終わり一安心という段階で
大工さんと現場で何気ない会話をしていたときに
「ところで監督さん、屋根裏部屋に置くタンス今のうちに入れとかんと入らんやろ」
え!
ここのお宅は住宅完成後に屋根部屋に今使っている
タンスを入れる予定になっているのです。
その話は、設計担当の人から打ち合わせ時に聞いて
いたのですが、「タンスでしょ」「入るでしょ」
「引っ越しでも、みんな入れてるでしょ」って
思ってました。
一応、心配になりお客さんの家に改めて
タンスの寸法を測りに行ってきました。
ドアや廊下や階段の寸法よりは小さいのですが
屋根裏部屋に入れるところの最後に入れるところの
曲がり角で入らないかも!?通らないかも!?
いや、きっと通らない!!
どうしよう!?
答えは簡単でした壁を張る前にタンスを屋根裏部屋に
入れてしまう方法です。次の日、さっそく会社の人たちと
大工さんの6人でタンスを屋根裏部屋に入れました。
その部屋から二度と出てこないタンスとなりました。
疑って 確認する
失敗ってちょっとの確認不足だったり、お客さんや社内の
コミュニケーション不足から発生すると思うんですよね。
ほんのひと手間、たった一本の電話、数分の会話で回避できる
失敗がほとんどだと思います。
今回のケースも大工さんと何気ない会話から大事に
ならずにすみました。大工さんとの会話がなかったら
最悪、仕上がった壁を壊すことになっていたかも。
そうなるとお引渡しの日が伸びてお客さん迷惑がかかる。
最後はお客さんともめていたかもしれません。
どんなに忙しくても現場に行くことは大事だとおもいます。
昔、大手の建築会社の下請けの現場をやったことがあり、
1ヶ月以上の工事期間のある現場でも監督さんは
3回しか現場に来られませんでした。しかも来ても30分も
いませんし、現場の資材は予定通り入ってこない。
私の手配の職人さんは材料がなく無駄足になる。
でも、大手の建築会社なので文句も言えない。
3現場やりましたが、どの現場も一緒でした。
すみません愚痴ってしまいました。
現場って正直お客さんとコミュニケーションをとらなくても
家は建つし仕上がっていきます。
でも、やはり細かなところは図面だけでは分かりませんし
お客さんのイメージと違っていたり、カウンターの高さなど
実際に現場で確認してみるともう少し高いほうがいい、
なんてことは必ずあります。
現場が仕上がっていくなかで何度もお客さんと
確認しながら進めていく方が現場監督も
心配がありませんし、お客さんも満足の仕上がりに
なると思います。
そうなるとお客さんとは良好に長いお付き合いができます。
サイズの確認
ここで最初にもどるのですが、いろいろな家具や家電製品の
寸法を測ってみましょう。
ホームセンターなどにいくと、数百円でメジャーが買えます
長さは2m程度でもいいですし、部屋の大きさの確認がしたければ
5.4mのものを買われてもいいとおもいます。安いもので大丈夫です。
建築会社に持ち込みたいモノの寸法を伝えておきましょう。
参考までに
![](https://yamakou001.com/wp-content/uploads/2021/02/7b7f3ad3c089cdecf9f22fe20f4a8785.jpeg)
上の図で6帖の部屋があります。この図面には寸法線が入ってませんが
寸法線をいれるとすると6帖は
2,730mm(短い辺)×3,640mm(長い辺)
図面の打ち合わせ時にはミリで図面は表現されています。
でも部屋には壁があるので壁の厚みを部屋の寸法から
引かないと部屋の壁から壁の内側の寸法にはなりません。
どのような材料を使っているかによりますが
約150mm(15㎝) ほど部屋の壁の内側は狭くなると
思っておいてください。
広い部屋はあまり気にしなくてもいいですが、トイレや廊下、
階段などは建築会社にしっかり確認をしておいた方がいいです。
例えば トイレや廊下 910㎜-150㎜=760㎜(76㎝)
太い柱を使っている会社であれば、もう少し狭くなります。
ご自分が住まわれる家は、どのような寸法で仕上がるのか
をメジャーを使ってしっておくのも良いと思います。
面倒かもしれませんがやってみてください。
まとめ
建築会社もプロなので、ほとんどの場合は問題なく着工から
完工までスムーズに工事は進んで完成お引渡しとなりますが、
失敗や事故はいろいろな偶然が重なって起きるものなので
お客さんも建築会社まかせでなく、一緒に家を作るい感じで
参加する意味も含めて持ち込む家具や家電製品の寸法や数などを
建築会社に伝えるこや、実際の部屋や廊下などの寸法を
メジャーを使って営業や設計の方と一緒に確認する
された方が良いと思います。
ちょっとしてことでもコミュニケーションをとって
満足の家を完成させましょうと言う話でした。
もしよけれが下の記事もご覧ください
お客さんから逃げて土下座したときの話です
こちらもお願いします
コメント