私は、仕事も趣味も経験値が大事と思っています。
先ずやってみる、これが経験値の積み上げになります。もっと言うとミスもトラブルも大切な経験。お客さんの目線でいうとこれはマズイことですが、ほとんどのことはリカバーができる。
そして、こんなミスやトラブルが発生した時が一番勉強にもなるし身に付くことが多いです。
ただ、新築を建てるお客さんは一度建ててしまうとリカバリーが基本的に難しいか、費用がたくさん掛かってしまします。
ので新築を建てる時には、1~2年の時間をかけて、お客さんも知識少しつけたり、間取りのプランを考えてみたり土地の情報を取ってみたりする方がいいと思います。
先ずやってみる
私の趣味は、素潜り、キャンプ、登山です。
私の親は非常に心配症で、素潜りや登山に出掛ける時にいつも心配と言ってます。
経験したことのないことに過剰に反応してしまうのだと思います。
先日、私も初めて3000mの山に登山に行ってきましたが不安なことがいくつかもありました。
高山病は大丈夫な体なのか?いつもより酸素の薄い所で友達について行けるのか?食料は足りる?水の量は?テントのペグは付属品のもので大丈夫なのか?ハンマーいる?
*3000mの山を楽しむこともできましたし無事に帰ってくることができました。
初めての3000m登山
やっぱり経験をしていないと不安がいっぱい!!
でも、一度経験してしまうと心配なことが格段に減ってしまいます。必要なものや、無くてもいいものなども分かってきます。
確かに素潜りや登山は危険なこともありますが、その危険に対する知識や道具を揃えることによって危険度合を下げることもできす。
素潜りに行くときは海の状態を判断して潜るかやめるかを決めます。潜ったことのない人は、どれぐらいの波の高さや風強さの時が潜れるかなどを知りませんし判断もできません。
あえて波のある日や海が濁っている日に潜ってみることを経験することで、今日はやめた方いいなどの判断がつくようになります。
潜っている時にクシャミをしたくなったらどうしますか?溺れそうじゃありませんか!?でも、クシャミができたんです。自分でもビックリしましたが、できるんです。
これも経験ですよね、やってみて初め海のなかでクシャミをしたくなっても溺れないことを知ります。
仕事でも同じで、ミスやトラブルが発生した時に、どうするか。どんな対処ができるかというのは経験値が多いことが役にたちます。
とくにリフォームなどはたくさんのことを想定しておくことが必要です。解体してみたら思っていたのと違うや思うように工事ができない。
リフォームの場合はこんなことがよくあります、そんな時に経験値が活かされてきます。その時、その時で問題に向かい合っていくから、一つ一つできるようになっていくのだと思います。
問題が発生したときに腹をすえてじっくり取り組むことが、やっぱり大事ですね。
準備はしっかり
海水浴であれば海パン一枚で海に行けますが、素潜りはそうはいきません。
裸眼で水中を見ても、ぼやけてよく見えません。呼吸をするのにシュノーケルを付けていなと、いちいち頭を水面の上まであげないと呼吸ができません。水の中をたくさん移動したいときは足ひれがないと時間と体力を消耗するだけです。
ラッシュガードやウエットスーツは、体温の低下を抑えてくれます。真夏の暑い日でも30分以上、水の中にいると寒くなってきて耐えられなくなります。
準備がしっかりできてないと快適に水の中を楽しむことはできませんし命の危険もあります。
住宅工事も同じだなと思います。
先ずは、工事に対する知識があって、段取りをして道具もしっかりとしたものを揃える。準備を整えることがとても大事です。
経験がたくさんあれば想定外のことが起きても対応できる知識があり、その時のために対応できる道具を揃えておくことができる。だから工事が問題なく進んでいくのだと思います。
新築を建てるお客さんは、ぶっつけ本番
ほとんどの人は、新築住宅を建てるのは初めてという人だと思います。
いきなりぶっつけ本番なのです。
趣味なんかは少しづつ周りの人から教えてもらいながら始めていけばいいです。例え買ってみた道具があまり良くなくても買い替えればいいですし、使っていくなかで百均で売っているものでも大丈夫な道具も分かってきます。
車であれば、失敗したなと思ったら下取りにだして新しい車を買えばいいのだけど、新築住宅ばかりは、そうはいきません。売却できるかも分かりませんし、売却できても、買値よりかなり金額が下がるのが一般的です。
新築は建てるまでに掛かる時間と労力は、かなりのものになります。
なので、新築住宅を建てる時は、いきなりぶっつけ本番にならないように予行練習が必要だと思います。
例えば
・本を何冊か読んでみる
・新築した人のブログを見てみる
・間取りプランを作ってみる
・土地の情報を見てみる
家を建てようと思っている目標の1~2年前から、今建てるつもりで情報収集をしておくことが予行練習になって、家を建ててみたら失敗した、なんてことを回避できると思います。
自分が建てたい家のスペック、間取り、外観、建設地のどじっくり考えてみて欲しいと思います。
ポイントは、今建てる気で情報を取っていくということです。
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