リビング階段てどうなんでしょう！？
私の住んでいる地域は北陸なので
基本的に冬は寒です。
寒いのは当り前なのですが夏も近年は、
なぜか暑い。
ニュースなどで全国の一位の最高気温など
と発表されていることもある。
そんな地域に住んでいる私の想いとしては
リビング階段を設置するべきではないと
思っています。
リビング階段のメリット
確かにリビング階段にするメリットも
多いとは思います。
・LDKの空間を広く感じることができる
・デザイン的に素敵な感じになる
・帰宅するお子様と顔を見れる
・小さなお子様の階段の上り下りが見れる
・階段室や吹き抜けにある窓からLDKに光を取り入れれる
・二階にいる家族の様子を感じられる
・廊下や二階ホールの無駄なスペースを減らすことが出来きる
・階段のステップがベンチのかわりに
・寒い廊下に出なくても二階に行ける
ざっとこんな感じでしょうか
それでも、やっぱりリビング階段はどうなの！？
寒い北陸に住んでいる私としては
やっぱりリビング階段はやめた方が
いいと思っています。
どうしても暖房効率が悪い。
階段室や吹き抜けの窓から冷気が
降りてくる、しかも素敵で明るい家に
しようと想いから大き窓を吹き抜け部分に
設置してしまうことも多い。
そうなるとやっぱり冬は寒さを
感じてしまします。
現代の住宅は昔に比べてとても
断熱性能に優れています。
北陸の住宅はどこのハウスメーカー、
工務店で建てても高気密、高断熱、サッシ
は当然、断熱性能の高いLow-Eで
樹脂サッシを採用する会社がほとんど
です。
それでも窓ガラスを通して
降りてくる冷気は寒い！！
どうする
結論は、リビング階段にするのであれば
階段室の入口に引き戸を設けて
二階のサッシから降りてくる冷気と
LDKで暖められた空気が二階に上がって
行くのを防ぐような間取りにされるか
HEAT20G2の断熱性のにするのが
良いですね。
実際にリビング階段にして生活をして
おられる家族が後々、階段室の登り口に
ロールスクリーンやカーテンを
設置しているのをよく見ます。
何か一枚ぶら下げるだけで効果は大きい。
それでもリビング階段や吹き抜け、
スキップフロア（階段の途中にの踊り場）
などの間取りにする場合はLDKや吹き抜け
を少しコンパクトにして、冬は一日中
エアコンをつけておくと快適に生活
できます。
ここで高気密、高断熱の住宅が
力を発揮します。
一度、暖めた空間は熱を逃がしにくい。
ただ逆のことも言えます。
最近のように夏がやたらと暑いと
暖まった空気がなかなか冷めないので
二階の寝室の屋根裏の空気が夜中も
暑いままで寝苦しいことも。
外付けのブラインドやヨシズを下げると
効果が大きいです。
営業マンの「この住宅は高気密、高断熱なので寒くないですよ～～」の言葉には気をつけたい。
本当にリビング階段や吹き抜けがのある
ことが理想の生活なのかゆっくり考えて
住宅会社の営業マンと話しあいを
進めて欲しいと思います。
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