もと配管設備会社に勤めていたこともあって今回もトイレブログです。
壊れたトイレを修理するべきか、新しく交換するべきか悩みました。
よければ私のプロフィールも読んでみてください。
OBのお客さんから「洋式トイレの水がタンクに貯まらない」との連絡。
トイレを見に行くとボールタップという部品が壊れて機能しないため
トイレのタンクに給水されていなことが分かりました。
この家はお客さんのご両親の家で築40年ほどだそうです。
その当時の洋式トイレなのでボールタップを交換して直すより便器そのものを交換するのが普通の判断です。
ただこちらのお宅普段は誰も住んでいなくて、たまに法事や家族の集まりで使う程度。
洋式トイレ全部を交換するにはもったいない。
トイレが古いのでボールタップそのものが無いと思っていましたがメーカーに問い合わせると代替のボールタップがあるとのことでした。
「じゃあ、さっそくボールタップを交換しましょう」とはならない。
なぜかというと、その部分が直っても他の部分がすぐに壊れるかもしれません。
もっと怖いのが部品を交換する時に他の部品も劣化しているので他の部品を壊して取り返しのつかないことになる可能性もあります。
でもやっぱりトイレそのものをそっくり取り替えてしまうのはもったいない。
で結局ボールタップだけを取り換えることにしました。
ここでもう一つ悩むのは誰が交換するのか。
職人さんに任せればいいのですが私でも簡単にできてしまう。
なにせ元配管設備会社の社員。
職人さんにお願いすると最低12,000円ほど、お客さんに請求を出さないといけない。
作業時間は30分ほど
結局、私が交換して作業代と3,000円頂きました。
会社の経費としてはかなりの損でしょうね。
ただ私の信頼か会社の信頼かは分かりませんが、お客さんと信頼のパイプは太くなったと思います。
もう一つ確実に得たものは40年前のトイレのボールタップを交換できたという私の経験値は確実に一つ付きました。
今回はこれで良かったと思っていますが、お客さんによっては職人さんに工事をしてもらいたい人もいるはずです。安いだけが良い訳ではない。
この辺がいつも悩むポイントです。
いつものように作業終了後には、美味しいお茶と茶菓子を頂いて帰って来ました。
他の劣化している部品が壊れなくて良かった。
宜しければ他のブログもお読みください。
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